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バリオニクス [恐竜図鑑]

バリオニクス
Baryonyx

バリオニクスの画像
科名
スピノサウルス科
分類
獣脚類、爬虫綱、双弓亜綱、竜盤目、テタヌラ類、竜弓類、主竜類
生息地(発見地)
ヨーロッパ(イギリス)
時代
1億2500万~9400万年前(白亜紀前期~白亜紀中期)
全長
7.5~13m
体重
1.5~5.5トン
食べ物
肉(魚肉や鳥盤類の恐竜など)
繁殖形態
卵生
解説
バリオニクスは「重々しいツメ」を意味する名前を持った肉食恐竜でその名の通り、非常に発達した前肢の先にある大きな爪(大きなものだと約30センチメートル)が特徴的です。口の部分がワニのように細長く、その長い口の中には96本という獣脚類の恐竜の中でも非常に多数の歯が並んでいました。

バリオニクスは同じ科に属するスピノサウルスなどと同様に現代の熊と同じような方法で魚類を捕らえて食べていたと考えられてますが、消化器官から未消化のイグアノドンの骨も発見された事から陸に住む植物食の恐竜の肉も食べていたと考えられています。しかし、死肉を食べていたのか生きた個体を捕らえて食べていたのかははっきりしていません。
他の獣脚類には見られないほど発達した分厚い腕の先についた親指の巨大なカギヅメは魚を捕まえたり、獲物となる動物の腹を裂いたりする為に用いられていたのではないかと推測されています。

化石の発見年は1983年と新しく発見者はマチュア化石収集家のウィリアム・ウォーカーです。発見地はイギリスのサリー州にあった石材会社が所有していたレンガ用粘土の採掘抗でした。
大英博物館のアラン・チャリグ博士とアンジラ・ミルナ博士の手によって世間に報告されたのは1986年の事です。

バリオニクスの化石はただひとつ保存状態が良く、全身の骨の約70%が確認されています。