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恐竜の絶滅。[恐竜図鑑]

恐竜の絶滅

隕石の衝突

恐竜の絶滅は今から約6550万年前頃に起こった事が分かっていますが、原因を引き起こしたのは直径12kmにも及ぶ巨大隕石の落下によるものだと考えられています。しかし、その隕石がひとつであったのか、巨大隕石の落下前後に複数の隕石が降り注いでいたのかはハッキリしておらず、その両方の説が唱えられています。

この巨大隕石の落下によって衝突地点の半径1000kmの範囲にいた生物は、殆ど壊滅状態になったとされ、地球全体においても「大量絶滅」が起こりました。
大量絶滅は長い地球の歴史において複数回起こったと言われていますが、この白亜紀末期に起こった大量絶滅においては地球の生物の66パーセントが死滅したと考えられており、特に大型の動物は環境の変化に適応できず、壊滅的なダメージを受けたと言われています。
また、生態系の中では弱い存在であったカエルはこの極限の環境を生き延びたとされています。

巨大隕石が地球に直撃した直後はマグニチュード10の地震と大津波、大気圏を覆うほどの塵を生み出したとされ、通常の自然現象では考えられないような破壊力と、その後の大きな環境の変化をもたらしました。
しかし、恐竜が絶滅した明確な理由は今も分かっていません。以前は氷河期が訪れたという説がまことしやかに囁かれた事もありましたが、恐竜が絶滅したとされる白亜紀の終わり頃はむしろ温暖な気候であったようです。また、逆に温暖化が原因だとする説は北極や南極などの近くに生息していた恐竜が死に絶えた理由が説明できません。

このように恐竜の絶滅については今もって謎の部分が多く、有力な情報と明確な証拠が待たれている状況にあります。

尚、2014年の3月に恐竜が絶滅したのは、隕石の落下によって降り出した酸性雨が原因である可能性が高いという研究結果を千葉工業大学などがまとめたそうです。