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プレストスクス。[恐竜図鑑]

プレストスクス
Prestosuchus

プレストスクスの画像
科名
プレストスクス科
分類
爬虫綱、双弓亜綱、主竜形下綱、クルロタルシ類
生息地(発見地)
南米(ブラジル)
時代
三畳紀後期
全長
4~5m
体重
不明
食べ物
繁殖形態
卵生
解説
プレストスクスは三畳紀後期に生息した主竜類としては最大級の種類でしたが、その体長は4~5mであり白亜紀の恐竜と比べるとそれほど大きなものではありませんでしたが三畳紀の恐竜と比較するとかなり大きい部類であったようです。また、4足歩行で歩いていたとされるその姿は現在でいう所のワニのようなものだったと考えられています。
しかし、上記の画像を見ても分かる通り、ワニとは胴体と足のつながり方に違いがあり、体を引きずるようにして歩くワニとは違いプレストスクスは体を浮かせて歩いていたようです。

プレストスクスの大きな口の中にあるノコギリ状の歯は獲物を捕らえて食いちぎる為に用いられていたと言われており、かなり凶暴な動物であったと考えられています。
また、化石から頭骨の大きさは1メートル程度であった事が分かっています。

尚、プレストスクスの骨格標本はアメリカ合衆国のニューヨーク州にあるアメリカ自然博物館などで展示されています。
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