背景画像

ネドケラトプス。[恐竜図鑑]

ネドケラトプス
Nedoceratops

ネドケラトプスの画像
科名
ケラトプス科
分類
鳥盤類、双弓亜鋼(そうきゅうあごう)、爬虫綱、周飾頭類、カスモサウルス亜科
生息地(発見地)
北米(アメリカ合衆国)
時代
白亜紀後期
全長
約9m
体重
不明
食べ物
植物
繁殖形態
卵生
人との比較
ネドケラトプスと人
解説
ネドケラトプスという名前は「不十分な顔の角」という意味でトリケラトプスなどに代表される他のケラトプス科の恐竜に見られる鼻の上の大きな角状の突起がない事からこのような名前がつけられました。
また、発見当初は「ディケラトプス(二本の角の顔)」や「ディケラトゥス」という名前で呼ばれていた事もありましたが現在ではその名は用いられる事はなくなり、ネドケラトプスという名前で広く知られるようになりました。

ネドケラトプスは恐竜にとっての最後の時代である白亜紀後期に生息していた非常に進化した恐竜であり、ケラトプス科の恐竜の中では最大級の大きさを誇っていたトリケラトプスとほぼ同じサイズの大きな体をもっていました。
体の大きさだけでなく、ネドケラトプスはトリケラトプスと似たような特徴を多く持っていた為、一時は何らかの原因で角の焼失したトリケラトプスだと考えられていた事もありましたが、最新の研究結果により別種の恐竜で分かり、正式に新種の恐竜として取り扱われるようになりました。

ネドケラトプスが持つ分かりやすい特徴としては頭部の後ろ側にあるフリルの部分の骨に大きな穴がある事などがあげられます。
関連ページ