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アリオラムス [恐竜図鑑]

アリオラムス
Alioramus

アリオラムスの画像
科名
ティラノサウルス科
分類
獣脚類、竜盤類、テヌタラ類、獣脚亜目、マニラプトル形類
生息地(発見地)
アジア(モンゴル)
時代
7300万~6800万年前(白亜紀後期)
全長
約6m
体重
約1~1.5トン
食べ物
繁殖形態
卵生
解説
アリオラムスの化石はモンゴルのバヤンホンゴル県にある渓谷で発見されましたが、完全なものはまだ見つかっておらず、不完全な頭骨と足の骨と思われる化石が発見されているのみです。

アリオラムスはティラノサウルス科に属していますが、近似種と言われているティラノサウルスやタルボサウルスなどの大型の肉食恐竜と比較すると体が小さく、中型肉食恐竜に分類されます。
また、体重に関しても大型の肉食恐竜よりはかなり軽く、1~1.5トンほどしかなかったとされ、現在も生存している動物で例えると体重はキリンと同程度になります。

アリオラムスの頭骨は肉食恐竜としては縦に狭く、横に長い形になっており、鼻筋の上の部分には6つの小さな突起があります。頭骨の長さは約70cmほどで口の中には多くの鋭い歯が並んでいました。

尚、アリオラムスの化石は大型の肉食恐竜の子供の化石であったとする説があり、同じモンゴルで大型の肉食恐竜であるタルボサウルスの化石が発見されている事から、この説を仮に事実とした場合にはアリオラムスの化石はタルボサウルスの子供の化石ではないかと言われています。
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